初心者が押さえておきたい着物のポイント！基本情報や選び方などを詳しくご紹介

季節に合わせた着物の選び方とは？

着物は日本の伝統文化の一つであり、季節感を特に重要視しています。
春夏秋冬に合わせ柄はもちろんのこと素材も異なっており、その時々にあったものを着用して快適に暮らせるようになっています。
季節に合わせて着物を選ぶ場合、大切なのが素材や質感、仕立てと色、柄になります。
仕立ては今でいう衣替えであり、6月からは単、10月からは袷を着用します。
単とは裏地をつけていないものになり、逆に袷は裏地がついています。
春と秋では中に着る長襦袢で調整します。
色と柄は大変細かく決められており、1月から春仕様になります。
淡い色味に梅やスイセンの花を施し、夏は竹や魚などすっきりとした絵柄にします。
秋では着物の色そのものを濃くして菊の花や萩、紅葉などを、冬では凛とした雰囲気が出るよう、あえて濃い色味にすることが多いです。
裏地や半襟などを組み合わせて色がさねを楽しむこともできますが、初めて着る場合は春夏秋冬を意識した柄のものを選ぶと良いでしょう。

着物のコーディネートは難しく考えないことがポイント

浴衣は普段着物を着ない人でも、お祭りや花火大会の時に身に着ける人は多いです。
意外と袖を通してみると、着付け方も簡単で洋服よりも自分の魅力を引きだし、洋装の誰よりも華やかに演出してくれることに気づかされます。
ここから、普段お出かけする際にも和装にチャレンジしてみようと思う人も少なくありません。
だが洋服文化に慣れていると、コーディネートが難しいように感じてしまい、着物を着ることに二の足を踏む人も少なくないのです。
しかし着物のコーディネートは難しく考えず、なんでもチャレンジしてみることが大事です。
赤い着物に、反対色の緑やブルーの帯締めや伊達襟、バッグなどを組み合わせても呉服の場合には違和感を感じません。
それは袖や裾などに施されている文様に多色使いされているので、アンバランスさを感じないものなんです。
和装に和装用のバッグやショールと考えがちですが、これも洋装で使っているバッグやショールを組み合わせても構いません。
むしろモダンな雰囲気を演出できます。